« Rufus Thomas - Walking the Dog. | メイン | SOUNDS INCORPORATED- Rinky Dink »

Jerry Lee Lewis
- High Heel Sneakers / Whole Lotta Shakin'

ジェリー・リー・ルイス ヤバイです。 本物のロックン・ローラーです。 確か、親は牧師ですよね。神学校かハイスクールの時に、賛美歌の伴奏を頼まれて賛美歌をブギで弾いて退学になったたりとか、前夫人との離婚手続き終了以前に14歳の従姉妹との結婚を発表して、芸能界を干されたりとか、ロックンローラーらしい逸話満載です。 また、彼は当時TV収録では「口パク」が当たり前だったのに、生演奏にこだわっていました。

この映像はイギリスの「READY STEADY GO」のもので、60年代に入ってからのもです。
つまり、50年代のロックン・ロールの立役者が本国で駄目になった後、イギリスで仕事をしているという、落ち目時期の演奏です。周りのモッズの子と、ジェリー・リー・ルイスの髪型やファッションが全然違うでしょ?

目が逝ってますよね。

怖いです。

凄みがあります。

周りのモッズの子が、ひよっこに見えます。

彼以外にも、リトル・リチャードやチャック・ベリーがアメリカで時代遅れになった後、イギリスの番組に出演しています。
当時はアメリカが文化の最先端だったんです。アメリカで売れなくなって落ち目になっても、イギリスでは通用したんです。

けど、ビートルズがアメリカ・ツアーを行った後、この関係が逆転します。
そして、モッズは自分達とロッカーズを差別化するようになります。

追記
久しぶりに最後まで見たら、泣いちゃったよ。
すげー!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://sa-ba.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/113

About

2007年04月24日 00:36に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「Rufus Thomas - Walking the Dog.」です。

次の投稿は「SOUNDS INCORPORATED- Rinky Dink」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。